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私が暮らす小学校校区で小学生中学生時代を過ごした63歳の方々が、約40数年ぶりに再会する同窓会をやろうという計画がありました。
昨年夏頃から、交流館で幹事の皆さんが毎月定期的に集まり、少しずつ計画し、準備を行っていたのです。
幹事の皆さんによる計画会議後に交流を深める様子。私も混ぜてもらってワイワイと盛り上がったりしたのです。交流館が夜に定例的に使われる最初のできごとであったと言ってもいいかと。
準備の様子を通じて63歳の皆さんの今回の同窓会に懸ける思いも伝わってきたし、少年のような表情になりながら楽しいイベントを企画する作戦会議の場として交流館が使われることをとても興味深く見ていた。
そして11月に、35人もの同窓生を集めて盛大に同窓会が行われたのです。もちろん私は参加できませんが、皆さんから、その日の様子をたっぷり聞かせて頂きました。
で、話はそこで終わらなかったのです。
今度はその記録誌を作ろうという話になったのです。
そこでも幹事の方々の半端ない思い入れで、私も少しお手伝いしつつ、記録誌が完成したのです。
あまりに立派な記録誌にはかなり驚かされました。死んだらこれを棺桶に入れてくれ!という人までいたほど。
そして、このつながりを終わらせたくないということで、毎月定期的に交流館に集まることも決定し、新たな交流のきっかけにもなったのです。幸いにして、この地域を活性化させていくにあたってこの世代はこれからの数年間違いなく主力であり、素敵な皆さんが揃っています。こういうカタチで地域に対する思いが増していく皆さんの変化を間近で見れたことも非常に貴重なことでした。
私が離任するときに特にお世話になった3名が送別会を開いてくださった様子。
上八木地区の神社で毎年開かれるお祭り「えべっさん」。
私の出身地西宮の西宮神社で有名なえべっさん。その商売繁盛を祈願するお祭りが、ここ八木地区にある、八木西宮神社で、2月11日に行われました。
地元の上八木地区の方がすべての準備を行い、代々受け継いでいるお祭りです。
地域内外から大勢の人が集まってました。
どうしても公務員や農家の方が多いこの地区では商売繁盛というよりは、「福の神」としてのイメージが強いようです。
ひとくち200円の福引きコーナーは行列ができてました。私もちゃっかり、日本酒一升瓶を当てちゃった。
こうやって2つだけやけどまちなかに屋台まで出るのです。
みんな歩いて神社に行く日やからということで、ここ交流館でも“いどばた喫茶”を臨時開店。
普段来られない方にも来て頂き、賑わいました。
地域のお祭りっていいなと思った、寒かったけど暖かい素敵な一日でした。
養父市は自然に恵まれた素敵な景観がたくさんある。
それなのに、大阪や神戸の人たちがスキー場などにくるまで来た時に必ず通る国道沿いは、廃墟や廃店舗がたくさんあるというのが現状なのです。
こうやって以前は店舗をやっていたと思われる店が、残っている。
これも。
これも。こんな廃墟の前を子供達は通学している。危険だし不気味。
これ全部が数キロ走るだけで当然のごとく目に入ってくるのです。
決して景気がよくない時代、いろいろと各店ごとにいろんな事情があって、望まない形としてこういう景観になってしまっているのです。ただ、せっかくの自然溢れる養父にやって来た人達が最初に見る光景ではやっぱりもったいないよなと思ってしまいます。
私の養父での生活・活動も3月末の期限まで残すところあとわずかになりました。
そこで、今年(2012年)の5月頃から来年(2013年)3月まで、兵庫県養父市に住込んでまちづくりや地域活性化の仕事をして頂ける方を募集中です。私の後任として養父で暮らしてくださる方を探しています。
古い旅館を改修したこんな古民家を住居&事務所としながら、
暖かい地域の方々に囲まれてのどっぷり田舎暮らし。
静かで自然溢れて、食事がとっても美味しい養父の魅力をどっぷり味わえます。
まちづくりコンサルとして、ワークショップ運営や資料作成などもしっかり学べて実践できます。
私もここで1年働き、都会では味わえない貴重な経験をたくさんできました。地域の方々との人間関係を通じて幸せな思いをたくさんできました。もっともっと地域と関わって生きていけたらと思うようになりました。
こんな業務に興味がある方は、
私に直接連絡くださるか、
http://www.studiocatalyst.com/modules/pico/index.php?content_id=7
に記載の連絡先までご連絡ください。
八鹿のまちなかのこれからを住民主体で考える全6回のワークショップの4回目が行われました。
この日は、ワールドカフェという手法を用いて、「八鹿のまちをよくするために皆さんができそうなこと」というテーマで、話し合いが行われました。
さすがは、この地域に住んでいる方々。興味深い意見がたくさんでてきます。
年代、性別、職業などを越えて、地域のために話し合う場ってこれまであまりなかったようで、最初は控えめだった方々が少しずつ自分の意見を言ってる様子が見受けられました。そして最後はしっかり発表。
行政がなんでもやってくれるわけではなく、住民自身が意思をもって動き出すことで新たな変化が生まれてくるんだと思います。
次回は具体的に、今回出たアイディアを誰がどんな方法で実現させていくのかを話し合っていくことになります。
ここ養父は、兵庫県のなかでもかなり雪が多いところで、ハチ北やハチ高原と言った有名なスキー場からも近く、神戸などと比較するとかなりたくさんの雪が降るところなのです。養父に来て初めての冬を迎えた私にとっては経験したことのない雪に正直驚いているのです。
地元の方々も「今年はよく降る」おっしゃってます。
最初は雪の多さに浮かれていたものの、さすがこんだけ降るとリアルです。
雪かきの大変さを知りました。クルマを出すだけでひと苦労。
こんなことになってたり。
雪の翌日はすっきりいい天気になりました。八木地区と八木城跡のある山の様子。
養父の代表的な景観。八木川と山陰美人と氷ノ山。冬らしい素敵な景色です。
2月いっぱいは寒さと雪には注意が必要な生活が続きそうです。
「いろいろ作りたい資料あるねんけど、パソコン教えてくれへんか?」
こんな言葉で地域のある方からパソコン指導を頼まれたのは12月中旬のことでした。
奥さんが使っていたパソコンを買い替えたのを期に、始めようとのこと。
それ以降、電話で呼ばれては訪問して少しずつ教えることが5回くらいになりました。
60歳を越えた方が、真摯に学ぶ姿勢に感動です。
そして日に日に上達していくことにびっくりです。
そして、覚えた技術を駆使して、地域への配布資料にさっそく実践していることも素敵です。
「いろんな資料作ってるともっとやったほうがいいことが思い浮かんでくる」などとおっしゃってました。
この日は美味しいすき焼きまでごちそうになりました。
「パソコンで資料作ってくれ!」と地域の人に言われてもできるけど、私がここを離れればそれ以降は作れなくなる。そんな意味では、パソコンを覚える事でまちづくりに積極的に取組む人ができてくるのはとてもいいことだなと思います。
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