地域の人の手により改善される交流館
昨年6月にオープンした当時は、古い旅館を改修した交流館は、まだまだ味気ないものでした。
そんな場所が、地域に住む方々が利用しながら、皆さんにとって利用しやすい居心地のいい場所に、地域の方々の手で改善が加えられつつあります。
日に日に、血の通った暖かみのある場所になりつつあることを感じます。
写真右奥の生け花は、2件隣りの生け花の先生による作品。
写真左奥の壁には、地域の女性が趣味でしている切り絵の作品。
蔵との境がなく、非常に寒い思いをしていたところ、「地域のなんでもできるおじさん」的な存在の方が、使わない扉を使って扉を作ってくれました。
こんな立派な扉が完成。これでかなり寒さがしのげます。
和室右奥のカーテンは地域の方が家にあるものを持って来てくれました。
和室のこたつは、地域の方が蔵に眠ってたからと持って来てくれました。
手前椅子は、むき出しだと味気ないからと、カバーや座布団と地域の方が持ってきてくれました。
こうして、利用する→交流館を自分たちの手で良くする→また利用する みたいなサイクルができつつあって、地域の人がしっかり「参加」している手作りの交流館になりつつあるのはいいことです。
そして、私にとっては自分が寝泊まりする家が、日に日に暖かみのある場所になりつつあるのも嬉しいことです。
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