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セネガルでのブログ

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2011年12月

2011年12月30日 (金)

年末の大掃除

普段交流館を利用してくださっている人たちで、年末最後に交流館を大掃除できたらなとの思いから、いつもやぶからぼう体操で来てくださっている方々に、大掃除があるから暇なら来てくださいと伝えてみた。

私の自宅兼事務所兼地域の交流館。
そして迎えた12月26日(月)。とても素敵な1日になりました。
あれよあれよと口コミだけで、大掃除の手伝いに来てくださった19名。
完全ボランティアで年末の忙しい時の午前いっぱいを使ってこれだけの人が集まってくれました。
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古民家の掃除なんてなれたものの女性陣。
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みなさまそれぞれがやるべき仕事を探して、すみずみまできれいにしてくださいました。
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年齢や性別関係なくみんなで掃除したことは、交流館らしかったと言えると思います。
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若い男どもでは目が届かないとこまでしっかり掃除してくださいました。
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20人が力を合わせて1件の家(交流館)を掃除するという凄い一体感で、最高でした。
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最後はみんなでおしゃべりしながらコーヒーを飲んで。
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20年近く空屋だったこの家をみんなの力で改築して地域の交流館としてオーブンして7ヶ月。私が来てから同じく7ヶ月。少しずつ地域のみんなに利用されるようになってきて、年末最後に、こんだけの人たちが集まってくれたということ。少しずつではあるけれど、地域の一部として必要とされる空間になりつつあると感じます。
私としては、年末最後にとても充実した思いになれる1日でした。
また毎年年末は、地域のみんなで大掃除され続けられる拠点であってほしいなと思います。

2011年12月27日 (火)

わいわいフェスタの打上げ & 忘年会

わいわいフェスタの打上げ&忘年会をやろうということが、年末の雑談の中で決まったのです。そしてこの日程調整は、私が来れる日ということで、12月25日に設定して頂きました。
年末の忙しい時に、ありがたい限り。
そしてこのイベントは、今年の私のここでの活動の集大成的なものになりました。
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八木地区からわいわいフェスタに参加した15人全員が、一人も欠けることなく参加してくださり、私の住む「八木城交流館」で開かれました。
ストーブをガンガン炊いても寒い中、弁当をとり、美味しいお酒で盛り上がりました。
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「こういう飲み会は初めてやるけど、楽しい!」と上機嫌で言ってくださる方々がいたのが嬉しかった。
気がつけば、日本酒の一升瓶が4本も空いていた(笑)

地域の特産品を、神戸に売りに行くという交流イベントを実施し、それに関わった人が性別や住む地域を越えて、こうして集まってワイワイと楽しい時間を過ごすというのは、一つのいいカタチなのかなと思います。そして、少しずつ住み良くなり、また活用されつつあるここ八木城交流館でこういうイベントができたことも、とても嬉しいことでした。

2011年12月26日 (月)

餅つき&クリスマス会

12月23日に私の暮らす下八木地区で、毎年恒例の餅つき&クリスマス会が開かれるということで、参加してきました。
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当日は、雪国らしくかなり雪が積もり、寒かったのですが、多くの人が集まりました。
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雪なんて関係なく、力のある男性陣がガンガン餅をつき、
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女性陣がどんどんそれを食べやすく調理してくださいます。
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年配の方々から、子供たちまで、みんなでワイワイ、美味しいお餅をいただきました。

そしてここからがこの会のおもしろいところ。
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この地域に伝わる言い伝えの朗読があったり、
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サンタさんによるプレゼント配りがあったり、
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カルタ大会があったり、
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ボール当てゲームがあったり、工夫を凝らした企画が用意され、みんなが楽しめることでした。
そして何よりも、この地域が、大人全員で少なくなる子供たちを大切に育てていこうという空気に満ちあふれていたこととてもよかった。子供を育てるのには本当にいい環境だなあと思います。
下八木地区の元気さを改めて実感した素敵なイベントでした。

2011年12月25日 (日)

わいわいフェスタ@神戸

12月18日に神戸の住吉呉田地区で開かれた「わいわいフェスタ」に、八木地区・岩崎地区の方々と参加しました。
お祭りの会場にてとにかく特産品を売りまくって交流しようというイベント。
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到着と同時に、新鮮野菜と格安価格に、多くのお客さんが群がりました。
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飛ぶように売れる!売れる!
都会の方々が、養父の野菜を買いまくってくれるのは、わざわざ養父から来た皆さんにとって、とてもうれしいことです。
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皆でお揃いのハッピを来て八百屋になった1日。美味しい甘酒も振る舞われました。
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そしてなんと、会場の舞台で、やぶからぼう体操が披露されました!!
大勢の方の前で、毎日の練習の成果が出ました!かっこよかった!
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しっかり完売して、ホッと一息。準備などで動き回った方々ご苦労様でした。
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そして、皆さん上機嫌で養父に帰っていきました。
こういう交流イベントを地域の視点でどっぷり味わって、こういうのって大切だなと実感した1日でした。

2011年12月24日 (土)

地域の特産品を神戸へ

養父市の八木地区と岩崎地区の特産品を、神戸の住吉呉田地区で開かれる「わいわいフェスタ」というお祭りで売りに行くことになった。

12月18日に開かれるこのイベントに向けての準備の様子。
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約1ヶ月前の会議。どんなカタチでこの交流イベントに参加するか、話あわれました。

そして約1週間くらい前から、ここ八木城交流館に地域の特産品が続々と集まり始めた。
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ここ八木の絶品コシヒカリ「蛇紋岩米」。売りやすいように小さな袋に小分けにしました。
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畑中地区の富有柿(ふゆがき)。たくさんなりすぎて、収穫が追いつかないとのことで、地域の人と収穫に行って労働的柿狩り。養父の人は柿を狩ることを「柿をぼる」と言います。
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そして大量の野菜たち。多くの方々が、各家の畑で育てた野菜を提供してくださいました。
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そしてそれらをみんなでトラックに詰め込み準備完了。このトラックと共に、バス1台を貸し切って、みんなで神戸の交流イベントに乗り込みます!

2011年12月23日 (金)

高校生に地域への思いを聞く

八鹿のまちなかを再生していくためのワークショップを実施している中で、この地域にある高校に通う生徒の存在が、この地域にとって非常に重要であることがわかってきた。
そこで、養父市内にある2つの高校で、この地域について考えてもらい、アイディアを出してもらうワークショップを実施した。まちづくりのワークショップを高校にて行うという非常に興味深いものだった。
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グループに分かれていろんな意見を出し合ってもらったり。
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グループごとにそれぞれ話あった内容を発表してもらったり。
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皆さん真剣に取組んでくださり、終止活気ある雰囲気で進められました。
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私個人的には、年配の方の意見とはだいぶ違っていて、興味深かった。
毎日、通学路として歩いている生徒の素直な意見はとても大事だなと思ったし、一方で地域の魅力を知らないのだなということも感じたことだった。
こういう意見が、これからのまちづくりに活かしつつ、その役割の一部を高校生が、になえるカタチができればと思う。

2011年12月22日 (木)

お歳暮「養父づくし」

養父の特産品で、お歳暮セットを作ってみて、我が会社から送ってみようということで、やってみました。
普段お世話になっている人や、ご近所さんに何が特産品か、誰が作っているか聞いたり。そして道の駅等も散策しつつ、情報収集をして。。。
生ものはダメだし、加工品でもきちんと密封できて、ある程度賞味期限があるものということで探しまわってようやく取り揃えました。
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・蛇紋岩米(八木地区で作っているブランド米コシヒカリ)
・かけ醤油(八木地区で創業80年の藤原醤油さんのかけしょうゆ)
・山椒の佃煮(朝倉地区で採れる朝倉山椒で作った佃煮)
・ブルーベリージャム(岩崎地区で栽培され、加工した無農薬無添加ジャム)
・轟大根の漬物(出合地区でブランド品である轟大根で作ったお漬物)
・鉢伏漬け(出合地区で地域で採れた複数の野菜で作った福神漬け)
なかなかのラインナップかと思います。
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これにパッケージまであれやこれやと言いながら作ってみました。
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今回は10セットだけだったけど、養父市内を走り回って集めました。
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こうして説明書きをつけて、のしをつけて、包んでできあがり!

お歳暮やお中元というのは、複数の特産品を手にとってもらうよいきっかけになるし、贈り物だから値引き競争もないし、地域の特産品を広く伝えるのにとてもいいツールであると思う。
将来的には、養父市に住んでいる人が、他地域のお世話になっている人に、この養父特産品セットをお歳暮として送るようになればいいのにと思う。そしてそれをもらった人が、個別に気に入ったものを注文してくれるようになれば最高だなと思う。

2011年12月17日 (土)

学生が地域に提案する

神戸にある某大学の学生で、地域経済について研究しているゼミの学生が、養父市内の高柳地区について数ヶ月に渡って研究し、地域活性化の提案をするというイベントがあり、参加してきた。
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学生なりに研究の実践の場として取組んだようで、地域の方々に対し発表し、ディスカッションが行われた。
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もちろん学生だし実際の提案内容が新たな動きを導くほど、踏み込んだ説得力があるものになるのは難しい。でも、都会で暮らす若い人達が養父の地域を知り、また養父の集落に若い人が出入りするというその交流や、学生の経験という意味では、非常に有意義なものであると感じた。

2011年12月12日 (月)

男が振る舞う芋煮会

私が暮らす下八木地区の芋煮会があるということで参加してきました。
本当に素敵なイベントでした。
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この芋煮会は、全ての準備から料理、配膳、洗い物まですべて地域の年配の男性によって行われているのです。地元の「男の料理教室」に通っていた数名が腕前を発揮する場として数年前にスタートしたイベントが、男性陣が女性や若い家族連れに料理をふるまう場として定着したそうです。
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やはりキッチンは似合わないのか、寒い中、外で薪を焚いてでっかい鍋での豪快な芋煮とおにぎりでした。
朝8時に集合してみんなで作ったそうです。味は、里芋ベースで身体も温まったし、おかわりするほど美味しかったです。
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いつもは、地域イベントでは料理やお茶だしなど女性がよく働く姿を見かけますが、この日は男性陣が元気よく料理を振る舞う姿が印象的でした。
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なんだかんだで50人くらい集まっていたと思います。のんびり腰を下ろしておしゃべりしながら芋煮を食べる女性陣の姿もよかったです。
この下八木地区、本当に元気でパワーあるなあという改めて思った一日でした。

2011年12月11日 (日)

交流館での同居生活

11月から、初対面だった人と、この八木城交流館で同居生活をしている。
養父市内の岩崎地区で、農的生活を修行中の25歳。群馬出身で日本を旅しながらここ但馬の魅力に惹かれて居座るなかなかおもしろい人です。
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普通じゃありえないような、協力隊かと思わせるような同居生活ですが、なんだかんだ楽しくやってます。
私自身、セネガルでも2人の初対面の人たちと同居してたのでこういうのが慣れているというのもある。
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彼がここを借りる契約手続きやら、周辺への挨拶や、家の修繕や、二人の役割分担などをしながらある程度、お互いに居心地がいい距離感もつかめて来た感じ。いろんな話もするし、寂しがりやな私にとってもいい距離感でやってる感じ。二人で鍋をして、酒飲みながらいろんな話をしてるのは、なかなかにいい時間です。

2011年12月 7日 (水)

町並みマップの看板づくり

八木地区のまちなみの地図と、八木城交流館の場所の案内として、八木城跡登山道の入口に看板を設置しようという動きが進行中です。
過去のパンフレットや、まちづくり会の人の意見や、市役所の担当者さんの意見を踏まえながら、作っておおかたデザインは完成しました。
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先日は、まちづくり会会長と市役所担当者と看板屋さんで、設置場所の最終調整をしました。
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看板ひとつ作りのにもいろんな人のいろんな思いで建てられるのだなと実感します。
この看板が完成したら、この看板を見て八木城交流館に来て下さる人がでてくればいいのになと思います。

2011年12月 5日 (月)

臼職人のしごと

岩崎地区の臼職人さんの工房が、餅つきシーズンを前に大忙しです。
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こうして1本の大木を少しずつ削りながら臼が作られて行きます。
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木の性質上、冬場の寒い季節しか臼づくりはできないそうです。
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こうして多くの臼がこの工房から全国に出荷されていきます。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/arumama/usu.html
この臼を使ってこれから全国で、楽しい餅つきが繰り広げられていくのですね。

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